歌词
透けるような糸を
伝うに足りない言を
手繰り、纏う内に
絆すその線を握る
透けるような形を
つと並ぶその瞳を
覗き、飲み込む内に
ありふれた姿になるのだ
(淀み一つない其れが
重なっていつか濁ってゆく
目を穿つような水彩が
また一層を隔ててゆく)
透けるような糸を
伝うに足りない言を
手繰り、纏う内に
絆すその線を握るのだ
白む朝に
残る服の皺だけで
あなたをただ確かめている
色為すほど赫く
美しい街を見ている
手を翳すたび
透過するような
予感がしては
忘れてゆく日々だ
澄み切るほど遠く
仄白い夢を見ている
暈さないよう
形のない今日をずっと
泳ぐの
专辑信息
1.白