歌词
例えば、なおざりに済まされた、
社会科教本の末尾のページは、
施行規則第七十三の枠に、
歴史が詰め込まれてくその様だ。
物量的際限など、
とうに過ぎ去りて、
ぼくらはこのリソースを、
切り分け制御し、消費し、
貼り合わせ、
其れを創造とした。
すれば往往にして、
サチュレーションに市場は破壊された。
品質が持つ価値は消えた。
そんな様な、
とんだ今日だ。
例えば、マルクスに言わせりゃ、
小麦の味をみて、
生産者が、ロシアやら、
フランスの農民か?
あるいは英国の資本家か?
知ることなど、
できやしないと、
そう厚い本で語りました。
対抗して人は、
素敵なステータスを、
抱き合わせ、売買、
其れを創造とした。
創造に対する所感。
ニーチェの言葉を専ら借用するならば、
永劫回帰の中で既存の価値に囚われず、
例えば、利己的に、独占的に、
到達点を設定し得る芸術活動は、
能動的ニヒリズムの確保に、
有用な試行として期待される。
これらを以て、自らの意思と努力で、
当該性質の担保と証明に試み、
一切の不正と、成果物以外の浸潤を排し、
コモディティ化に対抗し、
最終的には、この領域における、
対立性と独自性のある地位を
どうか、占めたいと思う。
物量的際限など、
とうに過ぎ去りて、
ぼくらはこのリソースを、
切り分け制御し、消費し、
貼り合わせ、
其れを創造とした。
すれば往往にして、
サチュレーションに市場は破壊された。
品質が持つ価値は消えた。
そんな様な、
とんだ今日に、
筆を執って、
この祈りを、
パッケージした、
爆弾を投げさせてくれ!
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