歌词
過ぎ去りし日々遠く 咲いた花 散るばかり
累なりし 風は浚う
追憶は 砂に埋もれる
羽ばたいた蝶は謡う あの空へ 隠された
彼の時計へと満たせよ 黄昏れ舞う 砂（あい）を
この胸に 積もったのは
行き場のない 旋律（メロディー）だった
声に出し 口ずさめば
砂に変わる 詩だった
誰かが 好きだった花を 不意に 思い出した
その色も その香りも 幻のよう 今では
後悔の海に 映り込む 空には
探し求めていた時計が笑っていた
こんな世界でも 僕らは 眠りに つけるよ
たった一粒 薄汚れた
砂（あい）があれば
堕ちながら 灼きついたのは
遥か オリオン 繞る オリオン
逆さまに 夢を幻視（み）てた
病める オリオン 翳る オリオン
舞い上がる 砂は涙
僕は オリオン 沈む オリオン
幽閉われた 玻璃の中
悲鳴のように 彷徨える残響（メッセージ）
“忘れないで”と
この足に 絡むんだのは
遣り場のない 嗚咽（メロディー）だった
目を逸らし 口つぐめば
砂に変わる 幻（うた）だった
どんな世界でも 僕らは 歩いて いけると
盲信じた者は ただ壊れた
砂（あい）を抱いて…
傷口を 広げたのは
錆びた オリオン 繞る オリオン
逆さまの 夜を泳ぐ
蒼い オリオン 翳る オリオン
貪った 砂の果実
僕ら オリオン 沈む オリオン
微睡んだ 薄氷（ガラス）の中
砕け散って 暴かれた遺稿（メッセージ）
“思い出すな”と
優しく 巻き戻そう
星 空 砂の海で
さあ 歌おう さあ 還ろう
懐かしいあの日々が 新しい砂に変わっても
そう 愛は 確かに在ったこと
忘れないでね
堕ちながら 灼きついたのは
遥か オリオン 繞る オリオン
逆さまに 夢を幻視てた
病める オリオン 翳る オリオン
舞い上がる 砂は涙
僕は オリオン 沈む オリオン
幽閉われた 玻璃の中
悲鳴のように 彷徨える残響（メッセージ）
“忘れないで”と
どんな 砂（あい）も
奪い 微笑む 逆さまの オリオン
満たせ 砂（あい）を
弱い 心を
見下ろした オリオン
专辑信息
14.Twenty Rules