歌词
「ーきっと忘れない夏になる」
なんて消費を促すだけの寒いヤツが
でっかく載っかったポスターは
予言書みたいなもんか
忘れるようなことなんもしてないもんな
目を背けるみたいに興じたごっこ遊び
いるのはここなのに いたいのはあそこなのに
磯の代わり満ちる栗の花の香り
画面に並ぶカメラのキャプだけが君の隣
空を切るグラスも俺も
変わらずに汗をかく だけど
しょぼいスピーカー鳴れど
踊れど どれもスカスカ
だっていないんだもんな 誰も
ちょっとだけ増えた家で飲む回数
バズレシピ サンキュー 上手になったオムライス
今年はやけに硬い 小倉味のアイス
何やってんだろうな、アイツ
変わらずに迎えた季節
繰り返して、擦り切れて、色褪せて
変わってしまった熱も
通り過ぎて、忘れ去って、生きていく
だけど忘れない夏になる
電気代は上がっても交際費は下がる
いつの間にかなくなる10万
使いみちはタバコ、スマホ、アドビ、朝昼夕飯
なのに友だちは増えた 少しだけ売れた
俺たちのナンバーで女の子のシャツが揺れた
っていうかあんときのナンパ
うまくいった？ 今度教えてくれや
アルファからベータ 強要された変化を許容
ベータがアルファに上書きされたデータ
原本はくぐり抜けたシュレッダー
ならニヒリズムよりも空元気だろクリエイター
Watanukiの夜 みんなを化かし消えたタヌキ
今更やっててもしょうがない型抜き
だってボーッとしてたら窓の外はベタ雪
それならこの夏を繰り返そうハルヒ
変わらずに迎えた季節
繰り返して、擦り切れて、色褪せて
変わってしまった熱も
通り過ぎて、忘れ去って、生きていく
それだけ
変わらずに迎えた季節
繰り返して、擦り切れて、色褪せて
変わってしまった熱も
通り過ぎて、忘れ去って、生きていく
それだけ
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