歌词
〜火曜日、ゆりかちゃんが
車にひかれて消えた。
(ーねぇ、わたしが、なにをしたの?)
(ーどうして、こんな目に、あわなければ、いけないの?)
(ー悪いのは、私じゃなくて、あの子だったのに。
それなのに、どうして・・・?!)
(誰か、教えて…)
…どこかから、囁くような声が聞こえる。
暗い病室(部屋)の影から滲む。
曖昧な記憶の中、ただおぼろげに
その声を聞いたような気がした
わたしが、なぜ、こうなったのが…?
それは、考えては、いけない気がした。
ーとても、歪んでいる、何かが、わたしを見ている…?
それは気の迷いと断じて。
でも“何か”はいつしか、ぼんやりの形を持って、
わたしの方へ笑いかける。
ー「クライヤミ」がすこしずつ、忍び寄る。
窓から覗き込む「あなた」は、だれ?
どこかで見たような姿、形。
声も、どこかで聞き覚えのあるような…
どうか、夢ならば、ああ、どうか、醒めてと…!!
…そうして、今、はっきりと。
あの時、この腕を 引いた 影が 形を持つ!
ーとても、歪んでいる、誰かが、わたしを見ている!
それは気の迷いなんかじゃない。
その「誰か」は終には、確たる姿を持って、
わたしの方へ嗤いかける。
「クライヤミ」がじわりじわり、わたしの方へ忍び寄る。
声も出せない。
「クライヤミ」がじわりじわり、わたしの傍へ忍び寄る。
息も出来ない。
背けたい目も逸らせない。ただその影が忍び寄る。
そうしてついには
「クライヤミ」が
わたしの腕に 手を 伸ばす
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