歌词
歌唱：仲村芽衣子
黒木その姿に誰もが恐れ慄く
宿怨の炎は無慈悲にも
その身焼き焦がす
骸朽ち果てども然りとて夜明けは来ず
やがて人は其方を呼ぶ
闇の化身と
地獄の責め苦が
絶え間もなく続けど
忘れ得ぬのは瞳に宿りし
かてつの光よ、美しさよ
業の深き亡者よ、共に参れ
血に染むこの国を捨てゆく刻
其方決して我が手離す事なかれ
彼方に広がるは未だみぬ大地よ
かつて称えられし
“英雄”その名も最早
剣が錆の如く儚し
まるで夢の様
祈り、そして願い
いづれも水泡と帰す
敗れし者何一つと許されず
すべてを奪われ
涙さえも流れぬ
後に残るは此処を伝うた
僅かな温もり、愛おしさよ
変わり果てても尚其方一人
傍に居るのならば構わないと
神々さえ罰を強いれど私は
幾重の罪をただ有体に許そう
人に非ざるも心根はまだ
優しさを失わぬのなら
この身をすべて捧ごう
業の深き亡者よ、共に参れ
血に染むこの国を捨てゆく刻
其方決して我が手離す事なかれ
彼方に広がるは楽園か
愛し者よ永久に私と有れ
もう二度と我らの絆を別つことはなかれ
彼方に待つのは光の満ち足りた
新しき大地よ
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