歌词
愛情って言葉の意味を
僕は偶にボンヤリと考える
深くて暖かくてそれは
とても素晴らしいんだってさ
誰でも持ってるその感情で
救える世界もあるらしい
おとぎ話の姫と王子は
いつでも番(つがい)で中がよい
めでたしめでたし踊る
ハッピーエンドの幕の外
呆けた顔でそれを見るのは
間抜けな顔した道化師か
乗り遅れたというけど
すべては自己責任です、と
無機質なアナウンスが告げる
「このお話は終了です」
ねえって呼んだ先には
ねえってただの残響だけ
ぼやけてく光に
叫んだ 叫んだんだ
弾けてく言葉も
消えてゆく声も
此処では届かない
愛情って言葉の意味を
僕は偶にボンヤリと考える
赤くて柔らかくてだけど
憎悪と紙一重なんだよ
大事に思ってるほどに
重さの分だけ罪深い
おとぎ話の悲しい魔物も
最初はきっと泣いていた
めでたしめでたし踊る
ハッピーエンドの幕の外
青空と灰空を分かつ
この眼に見えない理(ことわり)も
手遅れだったというのならば
全ては自己責任でいい
巻き戻せないような針なら
そのまま折れてしまえばいい
手を伸ばした先には
果てしない闇だけ
握り返す指も
無かった 無かったんだ
やり場ない想いを
溢れてる痛みも
何処へ捨てればいい
こんな深く想ってても
こんな強く願ってても
どうにもできないなんて
わかんない わかんないよ
やり場ない苦しみと
溢れ出る愛しさ
何処へ捨てればいい
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