歌词
涙が落ちた キミの手を引き寄せる
神様は黙ってるけれど 見守ってくれてるよ
微笑むキミの 面影を抱きしめて
気が付けば今 ひとり光る くすんだ星の下
何もない世界と 価値のない未来 もっと愛を抱かせてよ
捻れた心で作り変えても わからないだろう?
眩んだ欲望が淫らに溶けた
混ざりだす 白と黒の感情が灰色になった
神様はただ 見守るだけで笑っている
固まった 時計の針は出逢えず重なり合わない
キミの声さえ 届くことなく眠っている
行く宛てもなく 愛は壊れたまま夢の中
彷徨い 時の狭間で揺れる
一人の部屋で味気なく目を覚ます
神様に祈ってるけれど願いは叶わない
鏡の中でボクだけが立ちつくす
冷たい風がさらってゆく日差しの温もりを
鏡の向こうへ手を差し伸べて そっとキミを誘うよ
穢れた世界に迷い込ませて 見つめてあげよう
歪んだ欲情は刹那に染まる
動き出す 廻り廻る秒針が火花を散らして
進みはじめた ボクの時間は刻まれてく
ふれ合った キミの薫りは優しくボクをすり抜けて
幻想がほら 形となって紡がれてく
還ることなく 愛は崩れたまま咲き乱れ
揺らめき キミの瞼を閉じる
身勝手な想いだけ絡みつく
縺れた糸はいつか解かれるのかな？
ボクの心は切なくなる
巡り巡る感情は透明になった
ボクがいるから 神様はもういらないのさ
溶け出した 硬い心の鎖は音を掻き立てて
求めるように キミの体へ絡まってく
消えることなく 触れる長い髪に口づける
全てを 腕の中へと包む
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