歌词
23才
永井真理子
10才の頃小さな私は
解けない悩みがあると
悔しくて泣きながら眠った
そんな夜もあったもの
学校からの帰りの道で すれ違う学生たち
白いソックスと革の靴が
なんだか大人に見えて不思議だったよ
17才の頃も今では なつかしい思い出なの
あんなに大人に見えた歳も
自分じゃそうは思えない
人を受け入れてくってことと
受け入れてもらうことが
うまくかみあわないままなぜか 胸だけが熱くなった
今どこへ今は自分で 今は何を探せばいいのか
さっぱりわからない 悩みさえもからっぽ
きっと心が きっとひとりじゃ
きっと栄養失調なんだ
ひどくもどかしいよ
誰かと出会いたい 苦しい出会いでもいいよ
23才
23才の忙しい日々 何かが足りないんだね
情報はこんなにあふれていて
世の中は便利なのに
日陰に干された洗濯物 部屋に置いてくかすみ草
声を出さないものたちだって 何かほしいと言っている
今どこへ 今はいつも
今はどこかへ 向かう途中なの?
さっぱりわからないってことだけわかるの
きっと心が きっとひとりじゃ
きっとやせっぽちになってく
耕すことをしなくちゃね
喜びわかちあい 大声で笑いたい
誰かと出会いたい 苦しい出会いでもいいよ
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