歌词
抉り出す手榴弾(グレネード)の心臓
ささくれる無数の赤い導火線が 刺みたいだ
なけなしの感傷と引き換えに
この手が掴んだものは ガランドウでした
満身創痍の状態で 発射(はな)つ未来
渡る世間は どうせ鬼ばかりじゃないの?
どうして人は生まれて
どうして人は互いを 傷付け合うの?
肌や瞳の色が 違っても
命の重さは どれも同じだから
自分の道を 信じてきゃいい
空っぽのオツム 引っ叩いて
あれこれ知恵を絞った挙げ句が 裏目に出んだ
無駄に誰か妬んでみたって
ナンも変わりゃしないことくらい 分かってるけど
一心不乱に 精々 藻掻くくらい
必死になったって きっとバチゃ当たりゃしないよ
どうして人は求めて
どうして人は心 失くしてくの?
薄っぺらな 紙切れには
どれ程の値打ちが あるって言うの?
自分の価値は 自分で決めるんだ
掠れるくらい 息を切らして
呆れるくらい 夢を語って
何度も躓きながら 真実(こたえ)を探し出すよ
巡り会う為に 愛し合う為に
僕らはここまできたんだ
そうして人は生まれて
そうして人は互いを 許し合うの
僕なりに刻む 歩幅で
いつか君のもとへ 辿り着くから
自分の意思で
それでも人は求めて
それでも人は何を 失くしてくの?
いずれ尽きる その瞬間(とき)まで
愛することだけは やめないから
人生の価値は 後で決めりゃいい
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