歌词
磨り減った撃針で叩く衝撃は
まとわりつく躊躇いで無様に不発
弾丸は我を失って足下に転がる
右手に持つそれは ただの遊戯銃
終わりの始まりの場所
立つのは何度目だ? (手に入れたものは…)
手ぶらだった日々がやけに眩しく見えた
「気づいてるはずだろ?」
「君はそこで、何を守る?」
捨てるには大きすぎて
抱えれば胸をえぐる
小さな喜びも捨てて
さめざめと浮かぶ走馬灯
「もう会えないよ」と貧弱な誘惑に
喰われそうになる思考を押しとどめ
振り払って 切り開いて
首は縦には振れない
心が折れても 嘘だけはつかない
まだ赤い情熱が一人で
闇に待ちぼうけ (一敗地にまみれ)
立ち止まる事に
慣れも不慣れもない
満ちては欠ける希望ヶ丘に
また今夜も雲隠れした
醜さも 優しさも 憎しみも 愛情も 執着も
鏡に映るありのままの僕を
剥き出しにしてよ
欲しいのは焼け焦げるような
鋼鉄を貫く音弾
誰にでも扱えるような
安い弾などいらない いらない
捨てるには大きすぎて
抱えれば胸をえぐる
たとえ後ろ指されようが
僕には君しか見えないんだ
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