分かたれたセカイ

歌词
唯一無二の存在 常に昼夜を共にしていたふたり
独一无二的存在 总是昼夜与共的两人
些細な諍いなどは、乗り越えられる程に 仲睦まじくみえた
琐碎的争吵 随着共度之日 看起来竟是如此的亲密
微笑ましくも悲しいその関係性
他们的关系让人欣慰但又为之难过
それはか細い薄氷の上に成り立って
那是在脆弱的薄冰之上所维系的细线
だからこそとても美しいものにみえて……
所以才能看起来美丽的惊心动魄
“優しい森の優しい獣” “孤立を選び後悔したルクセイン”
“安详森林里温柔的兽”“后悔选择了孤独的rukusein”
代わりなんてなくて だからこそ寄り添い合って
对方是无可取代的存在 所以才紧紧地相互依靠
星に 願ってみた
想要对着星星祈愿
明日のことなんて見えないけど
明天的事情什么的看不到虽然
「ずっと二人が一緒にいられるように」
“为了两人能够永远的在一起”
何度だってそう繰り返したんだ――――
无论多少次都愿意重来――――
「崩壊は唐突に。終わりは想いを無視して酷薄に訪れる。
“毫无预兆的崩塌。结局就这样无视了所有的回忆,残酷地造访了。
それは、黒狼が躊躇うのを強引に説得し、
黑狼不顾一切的劝服着踌躇的少年
別の集落を襲っている最中のこと。
他正在袭击着其他的村落。
少年が手慣れたように金目のものを漁っているところを、
少年熟练的搜寻着有价值的物品之时
屈強な衛兵に取り押さえられてしまう。
被强壮的卫兵所逮捕。
同じことを繰り返すうちに、いつしか周辺には黒狼への警戒情報が行き渡っていた……」
正在重复同样事情的时候,不知何时周围已经遍及了来自黑狼的警报
現実感の乏しい 止まってみえる世界
缺乏现实感的静止世界
友を解き放とうと 駈ける黒狼
想要解救朋友 飞奔的黑狼
けれど心根の優しい彼に 衛兵を傷つける勇気などなく
可是心底善良的它 没有去伤害卫兵的勇气
体ばかりが大きくて無力な自分を責めた...
空有一副硕大体格如此无力的自己 黑狼深深自责
業を煮やしたルクスが叫ぶ 焦燥と恐怖 不安に顔を歪めて
不安に颜を歪めて 气恼无奈的rukusein喊叫着 面容因为焦躁、害怕、不安而扭曲
「早くこいつらを殺せ!」
“快点杀掉他们!”
彼と出会う前繰り返し見た 人間のその表情
那是在于他相遇之前 随处可见的人类表情
ルクセインのそんな顔だけは見たくないと思っていたのに
虽然不想看到rukusein露出那种神色
黒く滾る 矛盾の絡まり合う物語を
翻腾的黑暗 矛盾交织融合的物语
強く掻き抱く その最期がそこまで見えてしまっていても
紧紧地拥抱 即便最后也只能到这里。
「黒狼は焦り、少年を拘束する衛兵達に無謀にも飛びかかる。
“黑狼焦躁着,朝着束缚少年的卫兵们鲁莽的飞扑而去
そこに確かな策などなく、ただひたすらに、
那确实也是个计略,只是太过单纯。
夢中でルクセインを守るためだけに。
正是因为不顾一切也想要守护的rukusein。
けれど、それは最初から見透かされていたかのように。
但是,从一开始便被看穿了。
黒狼は、衛兵が構えていた長槍に無惨にも突き刺されて―――」
卫兵准备好了长枪残忍的刺穿了--黑狼
日々は満たされていた
过去的日子充满快乐
不器用な少年 口には出さないけれど
但如今笨拙的少年 已经说不出任何话
見えないところで支え合っていた二人
在看不见的地方互相支持的两人
幸せな物語 その道筋はどこで見失っただろう...
幸福的故事 在这条路上消逝了
もう取り戻せない どれだけ願ったとしても
即使是多么强烈的祈愿也无法将它挽回……
流れ出る血は正視に絶えず よろめきながらも
一边挣扎一边正视那源源不断流出的艳色鲜血
親友の元へと辿りつく黒狼 静かに優しく少年の頬を舐めた
好不容易找到亲友的黑狼 静静地温柔地舔着少年的脸颊
それは出会ったときと同じように
就如同刚刚见面的那时候一样
変わらぬ暖かさで けれど変わり果ててしまった姿で
不变的那份温暖 但那姿态比起当初却已面目全非
そして生きも絶え絶えに呟いた
呼吸也随之断气般地咕哝
「僕を怖がらないでくれて友達になってくれて...
你并不害怕我,还成为了我的朋友
ありがとう。とても嬉しかったよ」
谢谢你,我很高兴……
「黒狼は怪訝そうな衛兵に向かって唸り声をあげ、
黑狼面对卫兵发出惊异的嘶吼
残された力を振り絞って叫ぶ。
用剩下的力气竭尽全力扯着嗓子喊叫
『そいつはさらってきたガキだ。
这家伙是被诱拐的小鬼
足を引っ張りやがって……早く食い殺してやればよかったぜ』
根本就是个拖后腿的累赘……早点把他咬死就好了!
黒狼はその言葉を最後に、槍で再び一突きされ倒れ伏す。
黑狼在说完这句话之后,又一次被长矛刺中倒下
ルクセインは絶句するように唇を震わせ、
rukusein张口结舌地颤抖着嘴唇
なぜ、と瞳だけで問いかけていた。
为何只有眼瞳在询问
黒狼は静かに笑み、そのまま言葉もなく、絶命する」
黑狼静静地笑着,就这样没有残留任何言语地断气,死去了……
黒く滾る 短くただ儚い物語の
滚滚的黑色 短暂的只是迷蒙般的故事
散り際は淡く 流星のような速度で
散落时分的惨淡 以流星般的速度
傍らにもうひとつ取り残された ルクセインの物語はまだ終わらず
身边只剩下rukusein的故事还未完结
悲痛に傷抱え これからを生きる
今后的生活必将满怀悲痛
「黒狼は途中から少年の意図に気付いていた。
黑狼在旅途中意识到少年的意图
自分という存在を利用して悪事を重ねていたこと。
屡次利用自己存在的恶行
けれど、出会った瞬間の純粋な喜び。
但是,相遇的瞬间只有纯粹的惊喜
心許せる友達と過ごす時間の幸福感は黒狼にとって
对内心容许自己与朋友一起度过的时间,充满幸福感的黑狼来说
あまりにも大きすぎて……それは決して、偽りのものとは思えなくて。
太遥不可及了……但这绝对不可能是虚伪的东西
ルクセインは動かなくなった黒狼に抱きつき、空を仰いで慟哭する。
rukusein抱着再也不可能动弹的黑狼,对着天空放声大哭
取り返しのつかない自らの過ちに気付いて。
意识到自己的过错已经无法挽回
二人で見上げていた星空。今はそれすらも錆びついて。
两人曾经一起仰望的星空也已经锈迹斑斑
壊れかけてみえていた」
仿佛被破坏一样
「その叫びは果てることなく。けれど、きっともうどこにも届かない」
这悲惨的叫喊声无穷无尽。但是,如今已无法传达到任何地方
专辑信息
1.虚空に消えるFairy tale
2.分かたれたセカイ
3.Innocent Sin