歌词
光射す大地~炎都の王子、忠臣の導きを得て出立す~
編曲:MANYO
昏い空の果てに黒煙が上る
嘆きさえも焦がして
繰り返した夢と拔け落ちた過去を
繋ぐ欠片合わせた
震える膝を抱いて見上げた星
乾く風が胸を鳴らしても
少年はまだ明日を知らないままで
閉ざすだけの夜を越える
消えかけた灯が揺れる度 ただ怖れた
護られた平穏に近付く その足音を
赤い毒を孕む熟れすぎた果実
刈り取られた残響
過ぎた刻を数え溜息をついた
寝苦しさを隠して
呼ばれた声に痛む記憶は
何故 小さな手も握り返せない
闇に紛れた影に追い縋るのは
触れることのできない傷
振り上げられた剣が運命を嬲る
止まっていた時間を動かすのは その真名(なまえ)
標なき大地へ
ボクたちは旅立つ
失くしてまった
生きる意味を 遠い面影を
もう一度 この手に――
黎明の空跨ぐ月影
白く映る過去を振り解いて
少年は今 明日へ駆け出して行った
狂いそうな時代の砂を蹴って
変わらないのは右手に掲げた誓い
命尽きる日まで ここに
振り下ろされた剣が運命を開く
止まっていた歴史を動かすのは その大志(おもい)
戦乱の地へと
专辑信息
1.蜃気楼の先へ
2.刻告げの鐘
3.光射す大地
4.名もなき森